スプレッドシートを使った業務効率化を目指している方へ!
「売上の合計を計算したい」「特定の条件に合うデータだけ集計したい」といった場面で役立つ SUM(合計)、SUMIF(条件付き合計)、SUMIFS(複数条件付き合計) をマスターしましょう!
本記事では、業務で使える実例 を交えながら、それぞれの関数の使い方を詳しく解説します。
1. SUM関数 – まずは基本の合計をマスター!
SUM関数の使い方
=SUM(範囲)
使い方の例:
excelコピーする編集する=SUM(B2:B10)
B2からB10までの数値を合計します。
ビジネスでの活用シーン
✅ 月ごとの売上集計
ExcelやGoogleスプレッドシートで月別の売上を計算する際に使います。
📌 例:売上管理表
商品 | 1月売上(円) | 2月売上(円) |
---|---|---|
A | 10,000 | 15,000 |
B | 20,000 | 25,000 |
C | 15,000 | 18,000 |
総売上を求める場合:
excelコピーする編集する=SUM(B2:B4) → 10,000 + 20,000 + 15,000 = 45,000
ポイント
- データが増えても、範囲を広げるだけで対応可能!
- 単純な数値の合計を計算するのに最適。
2. SUMIF関数 – 条件に合うデータだけ合計
SUMIF関数の使い方
=SUMIF(条件範囲, 条件, 合計範囲)
使い方の例
=SUMIF(A2:A10, "東京", B2:B10)
A列に「東京」とある行のB列の数値を合計します。
ビジネスでの活用シーン
✅ 地域ごとの売上を集計 「東京の売上だけを合計したい」など、条件に合うデータのみを合計したいときに便利!
📌 例:売上データ
店舗 | 売上(円) |
---|---|
東京 | 10,000 |
大阪 | 15,000 |
東京 | 20,000 |
福岡 | 25,000 |
東京 | 18,000 |
「東京」の売上を合計
=SUMIF(A2:A6, "東京", B2:B6) → 10,000 + 20,000 + 18,000 = 48,000
ポイント
- 特定の条件に合うデータのみ集計 できる!
- 営業成績・店舗ごとの売上管理 に最適!
3. SUMIFS関数 – 複数の条件を指定して合計
SUMIFS関数の使い方
=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …)
使い方の例
=SUMIFS(C2:C10, A2:A10, "東京", B2:B10, "1月")
「東京」の「1月の売上」だけを合計。
ビジネスでの活用シーン
✅ 期間・エリア・担当者別の売上集計 「1月の東京店舗の売上のみ合計する」など、複数の条件を指定してデータを集計したいときに便利!
📌 例:売上データ
店舗 | 月 | 売上(円) |
---|---|---|
東京 | 1月 | 10,000 |
大阪 | 1月 | 15,000 |
東京 | 2月 | 20,000 |
福岡 | 1月 | 25,000 |
東京 | 1月 | 18,000 |
「東京」かつ「1月」の売上を合計
=SUMIFS(C2:C6, A2:A6, "東京", B2:B6, "1月") → 10,000 + 18,000 = 28,000
ポイント
- 複数の条件を組み合わせた集計が可能!
- 売上・経費管理・労働時間の分析 など幅広く活用できる!
まとめ
関数 | できること | 例 |
---|---|---|
SUM | 指定した範囲の数値を合計 | =SUM(B2:B10) |
SUMIF | 1つの条件に合うデータを合計 | =SUMIF(A2:A10, "東京", B2:B10) |
SUMIFS | 複数の条件を満たすデータを合計 | =SUMIFS(C2:C10, A2:A10, "東京", B2:B10, "1月") |
📌 データ集計スキルアップのために
- SUM → 基本の合計を理解しよう!
- SUMIF → 「特定の条件」 で合計できるようになろう!
- SUMIFS → 「複数の条件」 で高度な集計をしよう!
スプレッドシートを活用すれば、データ整理や業務効率化が劇的に向上します。
ぜひ、日々の業務で活用してみてください!